ども宇佐美です。
当方ここ1週間くらいtwitterで1日数十回は「コロナ脳」と揶揄されています。

私なりにいろいろ考えて「新型コロナ対策と経済対策を両立するには封じ込めしかない」ということを言い始めたところ、このように呼ばれるようになったわけですが、さすがにこちらの事情や理屈というものを全く斟酌せずこういう言い方をしてくるのは、少々頭にもきています。

ただあんまり言われるもので、この際私は「コロナ脳」でもいいかと思っているのですが、よく言われる「持病がない50代以下はコロナなんて無視して経済活動すればいいんだ」という論に対して私が考えていることを少しばかり書いておこうと思います。



・私には乳児と幼児の二人の子供がいますし、近しい人に免疫系の問題を抱えている人もいます。

・乳児というものはか弱い存在なわけでして、転倒や転落、うつ伏せ寝での窒息、クループ症候群、といった症状で対処が遅れれば重大な障害が残るし、酷い場合は死に繋がりかねません。

・当然親には子供を守る責任がありまして、必然的に家の中に感染症を持ち込んで両親が共に寝込んでしまうような事態をなるべく避けるのが、責任ある親の態度というものだと思っています。

・もちろん最悪の場合、短期的には子供を預けることもできる環境を作っているわけですが、それで何か事故があったら一生悔んでも悔みきれないですし、そのような重い責任を他者に負わせるのは極力避けるべきと思っています。

・例えば私は一度インフルエンザになったことがあるのですが、それで痛く反省しまして、それ以来インフルエンザにはワクチンと予防をだいぶ図るようになりました。

・当然コロナも同様で、ソーシャルディスタンシングというものをだいぶ意識した生活をしています。それが責任ある態度かと思います。

・これは当然他の家にも言えることかとも思いますし、シングルマザー/ファザーや親族と離れて暮らしている家族などは私よりはるかに大きな不安を抱えているのだと思います。

・幼児に関してはやはり保育園との関係が重要でして、新型コロナに関しては子供がウィルスの媒介者となる可能性も指摘されていますので、こうした状況を考えると、我が子が保育園にコロナ を持ち込むことが無いよう、注意を払っています。これは普通の親ならば当たり前のことですし、保育園側もかなりピリピリしていることを感じます。

・前述の通り私には身近な人に免疫系の問題を抱えている人もいるので「基礎疾患がなければコロナ にかかっても死ぬことがない」と言われた時に、むしろ敏感にならざるをえない立場にいます。

・このような環境の中で「みんなどんどん医療リソースの範囲でコロナ にかかってしまえばいい」というような粗い理論を聞くと、
「親が二人ともコロナかかったら赤ちゃん誰が責任もってみるんだよ。それで何か事故あったらどうするんだよ。」
「コロナ が広がれば広がるほど、基礎疾患がある人や高齢者が動けなくなるんだぞ。そうやって何百万、何千万人単位の弱者を排除して、経済フル活動なんてできるはずないじゃないか」
と怒りを覚えています。

・また介護施設のような高齢者と接触が多い施設で働く、いわゆるエッセンシャルワーカー、はとてつもなく大きな不安を抱えていることも容易に想像できます。実際スウェーデンでは従業員が介護施設にウィルスをもちこんで多くの死者がでたと認識しています。

・一部の人たちは「そんな人たちはどうせ寿命だったんだから死んだところでしょうがない」ということを言うわけですが、その人たちにとってどうでもいい人でも誰かにとってその人はかけがえのない人であることは言うまでもなく、そういう人たちが最後感染症で苦しんで亡くなって、おまけに感染症対策のためにお見送りも満足にできないというのは私は極力避けるべきことだと思います。というか、常識的な感覚を持っている人は誰しもがそう思うのでしょう。

・もちろん目下のコロナ不況は深刻な問題で、私はgo to などもできる範囲、例えばリゾート観光などで積極的にすべきと思いますし、私自身も通常時よりもむしろ消費を拡大しているぐらいです。

・ただ、それは新型コロナによる経済的ダメージが今のところそれほどなく、仕事がらスケジュールの融通が効く私の環境だからできることで、なんらかの脆弱性を抱えた世帯が内向きな行動にならざるをえないこともよくわかりますし、また都市観光やブライダルや旅客などの産業が深刻な打撃を受けている事態もなんとかしなければならないと思っています。

・必然的に私の立場からは台湾や韓国のように感染の広がりを押さえ込み、突発的にクラスタが生じても迅速に抑え込む封じ込めのアプローチを希望することになります。それを「非現実的」と批判するのは理解しますが、実際に実現している国がある以上現行憲法下で何ができる考え、その範囲であらゆる手段を投入して日本もチャレンジすべきと思っています。

・また私は独立して仕事をしているもので、仮に私が倒れたら代替する人もいないので仕事で大きな支障が生じます。仮に数ヶ月入院して契約を失おうものなら、この局面ではかなり長期経済的に苦しむことになるのは目に見えています。

・このように私は私なりに家族と仕事に責任を持とうとした結果、一部の人のいうところの「コロナ脳」にならざるをえないのですが、まぁこの際私は胸を張って「コロナ脳」であり続けようと思います。

・結論私のことを「コロナ脳」と揶揄する人は揶揄し続ければいいと思います。ただ私はそういう人を「他人の生活を思いやる配慮に欠けた人」と軽蔑します。だからと言って何をするわけでもありませんが。


ではでは今回はこの辺で。



*このブログは転載禁止です。